どんな樹種を利用したか
一番多く利用したのは米国産のサザンイエローパイン材です。これはラグーン周辺のボードウォークのデッキ、杭、
防舷材、護岸材などに利用しました。ラグーンは人口の湖ですが、杭のメンテナンスとしてはパーク開幕したら、
あと水を抜くことはないので、腐らないような防腐処理が必須です。日本の規格では性能的に心配でしたので、
米国の規格で、現地で注入し輸入しました。
木の塀もわりあい多く、カナダ産ウエスタンレツドシダーを利用しました。従来の日本の塗装とは異なる感じの
ものにしていますが、これはパークと非常によくあっています。そのほか、シベリアの唐松、ニュージランドの
ポンデロッサパインなどをフェンスやベンチなどに利用しました。またな内地杉も利用しました。特に間伐材を
利用したフェンスは、当社で開発したもので、仕上がりはウエスタン風になっていますが、金具が回りから見え
なく、曲がったいる丸太、末口、元口の寸法差が大きくでもOKで、周りの雰囲気にも合っています。