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森林の牧場とは

・朝日新聞 2008/11/26
福島県との境にある栃木県那須町の森の一角が電気柵で区切られている。この広さ8ヘクタールの中では、ジャージー牛たちが気ままに歩きまわっている。ここは環境ビジネス企業「アミタ」が来年夏から開始する森林酪農事業「森林ノ牧場」の準備地である。牛舎ではなく、森林空間に放牧した、自然の中で育ったというブランド牛乳として販売するのである。そしてもうひとつの狙いは荒廃した山地の整備を収益事業と両立させることである。森林の健全化には、間伐、下草刈りなどが不可欠であるが、担い手不足が問題となっているため、この森林酪農は、下草を食べるということを牛にしてもらう試みである。2007年12月から京都府京丹後市の約6ヘクタールの山地に10頭ほどの乳牛を放牧し森林酪農に取り組んできている。現在は1頭あたり約10リットルを搾乳し京都府内の大手デパートで販売している。課題はコストと収益のバランスである。

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