1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 10.木の知識
  4. 新聞からの木の豆情報 TOP
  5. 2008年Top
3例目の万葉木簡

・読売・朝日新聞 2008/10/23
3例目となる万葉集の歌が記された万葉木簡が、京都府木津川市馬場南遺跡(旧・文廻池遺跡)の寺院跡地(奈良時代中期~後期)で発見されたと、京都府埋蔵文化財調査研究センターが22日に発表した。木簡は長さ23.4cm、幅2.4cm、厚さ1.2cm。一字一音の万葉がなで「阿支波支乃之多波毛美智」と11文字のところで折れており、当時、歌い継がれ流行歌、巻10の作者不明の和歌「秋萩の下葉もみちぬあらたまの月の経ゆけば風をいたみかも」の冒頭部分と見られる。千田稔・国際日本文化研究センター名誉教授は、現地そばの賀世山西道が740年に平城京から遷都された恭仁京で斜めに設計された朱雀大路の跡とされることから、恭仁京内の寺院だった可能性を指摘している。

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
古物営業法に基づく表示  特定商取引法表示  ご利用ガイド 
ご質問・問い合わせ  著作権・サイト関係  カテゴリーサイトマップ  迷子になった場合

©1996-2021 NAKAGAWA WOOD INDUSTRY Co., Ltd All Rights Reserved.