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アマゾン群馬の森

・毎日新聞 2008/9/29
ブラジル・ベレン市から北東約50キロにある、面積約540ヘクタールの広大な原生林「アマゾン群馬の森」、ここは鳥・トカゲなど多くの生物が生息するこの原生林で、現地の小中学校の子供達が月に1度、この森を訪れ、トレッキングや環境保全の講義を通じ、熱帯雨林の重要性を学んでいる。「群馬の森」は、ブラジルに移民した、日本人でつくる「在北伯群馬県人会」が、92年にリオデジャネイロで開催された国連環境開発会議(地球サミット)で、アマゾンの森が開発の危機にさらされていることを知り、96年に群馬県で募金活動を始め、集まった3000万円で取得したもの。また、群馬県とのかかわりが深く、森林管理技術の専門家2人が測量や樹木の計測方法など、熱帯雨林保護に必要な技術・知識をブラジル人技術者に指導したり、99年~07年までは、毎年、小学生計52人を県から派遣し、植樹や高さ60mあるブラジルの国花「イペ―」(ノウゼンカズラ科)に触れたりもした。資金難が悩みの種だが、同県人会会長、岡島博氏は「それでも、森は守っていかなければ。次の世代に森をきちんと渡していくことは、森だけでなく環境を守るために必要だ。」と話す。

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