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樹木医からの自然環境の大切さ

・日本経済新聞 2007/12/18
春に美しい花を咲かせ、夏に緑豊かな葉を茂らせるための診断や、生命力を回復させる治療を行っているのが樹木のお医者さん、いわゆる樹木医である。現在、都市の緑化や企業の植林が増え、活躍の場が拡大している。このたび特定非営利活動法人えどがわエコセンターのイベント、「樹と友達になろう」の第7回が開催された。樹木の説明役を務めたのは、63歳になる小池農園(東京・江戸川)社長で樹木医の小池氏である。樹木医は林野庁が1991年、樹木の診断や治療、保護の専門家の資格を制度化され、日本緑化センターの認定者は今年で累計1600人越す。小池氏のところは、弟さん、息子さんと一家で3人の樹木医という珍しい家族である。最近では小中学校で環境教育を行っている。「身近な樹木から環境問題を考えてほしい」地球温暖化対策で都市の緑化や企業の植林が増え、エコツアーなどにも樹木医の役割が広がっているという。資格認定の応募条件も緩和され、若者や第二の人生に選ぶ男性も増えた。特に女性は「認知度が広がり、今年は認定者124人中、20人」(日本緑化センター)である。ただ、「研修医は増えたが臨床医が少ない」と話す。(小池さん)樹木医の交流組織、日本樹木医会も「新人樹木医が実務に触れる場をつくりたい」と話す。樹木も樹木医も力強く育てる考えである。

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