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台湾のビンロウ文化

・読売新聞 2007/12/6
台湾はじめ東南アジアでは「ビンロウの実」を噛む習慣がある。しかしこの先住民の習慣から全土に広がった嗜好品「ビンロウの実」を噛む人が減っている。今では眠気ざましに噛む長距離トラックの運転手が大半のお客さんであり、ビンロウの売上は10年前の1/4にまで減っている。減っている原因として台湾当局の追放キャンペーンである。台湾当局では、発がん性やビンロウ栽培が土砂崩れの原因になるなどとしており、実質「禁ビンロウ」推進である。こうした中、先住民文化としてビンロウの衰退を懸念する研究者たちが保護を求めて声を上げた。ビンロウを用いた料理を考案したり、衣服の染色にしたりと・・・活用を広げている。生産量減少の影響を受けている生産農家には、直射日光の嫌がるコーヒーをビンロウの木の根元で栽培する方法を試験的に奨励している。

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