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自然と人 仲ようなるしかない

・毎日新聞  2005/2/15
「馬酔木より低き門なり浄瑠璃寺」。水原秋桜子が詠んだ景色が、寺にそのままある。寺の参道には寺山にあった馬酔木を、並木に植えている。「同じような顔をして並んどるが、あわてもんは年末から咲く」。もの言いには、植物と人間の区別がない。「自然と人間が仲ようなるしかない」。そんな信念が、住職の言葉の端々にうかがえる。冬の手入れはプロがやり、夏は寺のものでする。竜胆、河原撫子、桔梗。それらの花を意識的に育てるために、草を刈らない。自然に任せるのだろう。 馬酔木の花が増えるにつれ、「浄瑠璃寺の春」がやってくる。

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