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熱帯雨林とヤシ油

・毎日新聞 2007/9/11
1970年代以降、マレーシアではアブラヤシをアフリカから移植し、熱帯雨林を切り開いて育てるプランテーション農業が盛んとなり、搾った油の90%が食用、残りが工業用となる。このプランテーションの拡大によってぞうの生息域が狭くなり、危険をともなう移動などボルネオゾウにとって過酷な環境となっている。原料にヤシ油を使用した自然派洗剤「ヤシノミ洗剤」のメーカーサラヤでは、このような事実を2004年に取材に訪れたテレビ局に知らされるまで知らなかった。そこで更家社長は「困ったことにもちゃんと答えられるようにしよう」という思いからマレーシアに行き、環境に配慮したヤシ油生産のルール作りに参加したり、農園の見学、熱帯雨林の現状視察をした。ボルネオ島の熱帯雨林は現在6割に減少、原生林は1割以下である。なお、今年5月からヤシノミ洗剤の売上1%を「ボルネオ保全トラスト」の活動資金に提供することとした。

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