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縄文早期の木製面?

・読売新聞  2007/3/16
3月15日佐賀市教育委員会は、約7千年前の縄文時代早期の東名遺跡で発見した人の顔を思わせる木製品を公表した。東名遺跡群調査指導委員会の委員でもある、首都大学東京の山田教授は「人の顔をあしらった木の彫刻品であれば、この時代に類例がない」とした。この木製品は縦40センチ、横20センチ、厚さ2.5センチで、表面を焼いて削ったようで人間の口元や鼻、まゆとも見れる。これについて、東名遺跡群調査指導委員会の松井副会長は「まゆや鼻など特徴部分を強調する原始美術に似ていて、人の顔をあらわしているのでは。宗教的な儀式の際に使われたのだろう。」と分析。しかし山田教授いわく「縄文時代の土の面には、基本的に目の穴がある。それがないことなどから現段階では面とは特定できない」とも指摘。このほかにもこの遺跡では、日本最古の木製櫛、高度な技術の編み籠など多数発見されている。

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