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輸入木材と国産材

・日本経済新聞  2006/10/23
輸入木材が原産国の伐採規制や海外の需要拡大で値上がりしているため、建設資材として国産木材を使用する動きが広がっている。産地を抱える自治体も積極的に後押しをはじめている。国内の林業、関連業界は長い間低迷をしてきていたが、輸入材との価格差が縮まることによって、活気が戻るきっかけとなればと・・・。年間の国内木材需要、約9000万立方メートル。需要に占める国産材と輸入材の比率は昭和40年代までほぼ半々であったが、質の良い輸入木材が割安ということから輸入木材が普及、その結果、国産材は輸入材の1/4までとなった。長い間、国内の林業は輸入木材に押され、十分な収益を得ることができなかったため、間伐、枝打ちなどの山の維持に必要な作業が行われず、山林荒廃を招いた。国産材の需増加は森林整備を促し、環境対策にもつながるのである。しかし国産材供給には不安もあり、質の良いものを安定供給できるかということ。また国内では木材の乾燥仕上げできる工場がまだまだすくないという。

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