1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 10.木の知識
  4. 新聞からの木の豆情報 TOP
  5. 2006年Top

曲物の七つ鉢入子

・毎日新聞  2006/10/19
長野県にある奈良井宿は中山道の宿場町である。木曽漆器と曲物の工房で見つけたのが七つ鉢入子。大きさの違う七つの器が全て重なり、身にも蓋にもなる。現在5代目の土川正美さんと息子の英士さんが、木曽ヒノキの薄板を曲げ、桜皮で閉じて底をつけ、漆を何度も刷り込んで作り、美しいツヤとぬくもりが魅力的である。使ってみると軽くて丈夫。また余分な水分を吸うのか、ご飯がツヤツヤして傷みにくい。湿度の高い関西のお客さんに特に喜ばれる、という。蓋は汁物の椀や、お茶を飲むのに使えるのも便利。食べ終われば一つに重ねて小さく収められるのもうれしい。

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
古物営業法に基づく表示  特定商取引法表示  ご利用ガイド 
ご質問・問い合わせ  著作権・サイト関係  カテゴリーサイトマップ  迷子になった場合

©1996-2021 NAKAGAWA WOOD INDUSTRY Co., Ltd All Rights Reserved.