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香木の日本文化

・産経新聞  2006/5/25
京都市中京区にある1705年創業、香の老舗「松栄堂」の社長であり、財団法人奈良屋記念杉本家保存会の評議員でもある畑氏が京で花開いた香文化を王朝の情緒いっぱいに「奈良屋文化講座」で披露した。香木は仏教伝来とともに日本に伝わったとされるが、1500年たった今も国内でつくることができないという、非日常であり続けているところに魅力があり、香りの文化をはぐくんできた原動力がある。今ではね線香や練香、におい袋などで一般的となっているが、昔は上流階級のたしなみで、必需品であったという。平安時代は香料を練り合わせて香気を楽しむ「薫物」、鎌倉時代は、香木そのものの自然な香りを楽しみ、線香の製法が中国から伝わった江戸時代以降、庶民にも香文化がひろがったのである。この日の講座では、「聞香」を体験、これは、香炉で温められた香木からほのかに立ち上る自然の芳香である。

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