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香木の価格2倍

・産経新聞  2006/8/9
線香の原料である香木の白檀、沈香の価格が高騰している。これは中国の経済成長、原油高によってうけたオイルマネーが関係している。日本国内の線香生産量の7割は淡路島である。ここの組合によると白檀の価格はこの3年間で約2倍に高騰。卸価格を2割上げたが吸収できず、白檀の使用量を減らして対応している。量をへらすことによって香りはうすくなるが合成香料ではなく、天然の香料を維持したいという思いからである。国内メーカーの大半は白檀をインドネシアなどの東南アジア、インドから輸入しているが、地震による津波での森林被害・保護強化などで生産量の減少傾向にある。沈香については平成16年ワシントン条約で保護対象となり、希少価値が高まった。また、中国や中東でお香の消費量が増え、かつては一部の人たちだけの消費であっが、現在はすそ野が広がったのである。

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