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日本の木で韓国に住宅

・日本経済新聞  2006/6/28
戦後人工造林したスギやヒノキが全国各地の山林で伐採期を迎えつつあるが、国内の木材市場は輸入材に押されぎみである。鹿児島県霧島市住まいずの有村吉孝会長が県内の木材関連業界の仲間と共に、日本の住宅文化を海外に伝えていこうという思いから、2003年日本木造住宅輸出協会を設立した。約2年前に、「海外に日本の住宅を」の思いを韓国で実現させた。首都ソウルの郊外に、日本の在来工法による木造住宅の第1号棟を鹿児島県産のスギ材で建てた。日本の木材輸出の多くは、北海道、宮崎県産を中心とした丸太で、有村さんたちの場合は国内でカットした構造材などを輸出し、海外で居住用の木造住宅を実際に建てている。韓国国内で手がけた木造住宅は、建築中のものも含めて6棟あり、新たに5棟を契約、着工の準備を進めている。韓国でも、木造住宅への関心が健康志向の高まりもあり、増えつつある。また両国間の技術者の交流も活発化している。中国の北京では、「未来の家」プロジェクトで木造モデル住宅の建築を、鹿児島県鹿屋市の輝北プレスウッドが進めており、モデル住宅づくりに取り組む日本企業が増えてきている。

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