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森林再生は広葉樹

・毎日新聞  2006/6/21
毎日新聞は創刊135年記念事業で森づくりに取り組んでいる。企業やNPOなどが各地で取り組んでいる植樹などの活動を紙面で支援するとともに、モデル植樹を通し実践の重要性を訴えている。植樹の指導を行っているのは横浜国大学の宮脇昭名誉教授である。宮脇先生は国内外1500ヵ所以上、計3000万本の植樹指導の実績があり、「宮脇式」の植樹はその土地に最もあった主木になる常緑広葉樹を中心に高木、亜高木、低木と多種類の苗木を選定する特徴がある。苗木の種子は植樹地に出来るだけ近い場所で採取し育て、1平方メートルに3本程度と密植させ、樹木の成長が競り合い効果で比較的早いもの特徴である。国内の森林は国土の3分の2約2500万ヘクタールで、その約4割が人工林、98パーセントが針葉樹林である。かつては、広葉樹林で国土の多くは覆われており、針葉樹と比べ常緑広葉樹は、直根性、深根性の根で地震、台風などの災害で倒れにくく、火災にも強い。常緑広葉樹を中心とした「ふるさとのもりづくりを」宮脇先生は提唱、都市部での「防災環境保全林」づくりの活動などを行っている。毎日新聞では宮脇先生の指導の下、植樹を進めよりよい森づくりを目指している。

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