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ブナの巨木

・産経新聞  2006/6/8
何もない大地に一年草、多年草、樹木が次々と生え、最終的に安定を保った状態になる林の事を「極相林」と呼ぶ。木々の生育には順番があり、初めは陽樹と呼ばれる多くの光を、葉を広げて集めるものが、ぐんぐんと育つが、次の世代が自ら広げた葉陰のせいで、育ちにくくなり、あまり数は増えない。これとは対照的に少ない光でも育つ「陰樹」は陽樹から漏れる光を浴び、生育の速さは遅いが、少しずつ次の世代を増 やしていき、最終的には陽樹のより陰樹の方が多くなる。これが極相林への過程である。陰樹の代表的なものがブナである。大阪府南部の和泉葛城山周辺のブナ林は天然記念物に指定されている。春から夏にかけてのこの時期は、葉の色が日々濃くなって行き、美しい緑を見せてくれている。

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