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木々の訴え写真集に

・朝日新聞  2005/8/22
大台ケ原は1ヶ月に35日雨が降るとも言われるほどの、多雨地帯である。常に霧に覆われ、この過酷な環境で成長するため、木々は枝葉をすべての方向に手を広げる。そのため、ひとたび道を誤ると、霧や木々で迷路の様な森に阻まれ出ることはできないと恐れられていた。しかし、現在は入山者の急増や酸性雨などの環境破壊などで、伝説の森は衰退の一途をたどっている。この大台ケ原を点描した写真集「一本だたらの森」を、大阪平野区の写真家岡田さんが出版した。一本だたらとは、大台ケ原に棲む、伝説の化け物。人間を寄せ付けない大自然が伝説を生んだと岡田さんは考える。写真はモノクロで48枚。写真には人は入っておらず無言の木々が訴えてくる。岡田さんは約20年も前から山に通っている。今回、岡田さんは田淵行雄賞(田淵行雄氏生誕100年を記念して企画された賞)で山岳専門誌の「岳人賞」を受賞した。

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