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保水力豊かな「六甲ブナ」守る

・日本経済新聞  2005/8/10
「緑のダム」といわれる保水力豊かな落葉広葉樹の「ブナ」の自生林が六甲山に残っている。市民団体「ブナを植える会」の松井会長は、六甲山のブナ保護に取り組んでいる。山中で集めた種子から苗木を育て、神戸市有地、六甲山最高峰の広場に1998年から5年間で約170本植えている。六甲山では、標高800メートル前後に自生、推定樹齢100-200年がほとんどであるが、1980年代前半、温暖化の影響で絶滅の危機に瀕していた。ブナは7,8年後とに大量の実をつけるが、害虫、食害に遭いやすく、実がなっても発芽しないものが多い。また発芽しても日光が十分にあたらなければ育たないので、繁殖を助ける形で自然保護に手を貸している。植える会の会員は360人、ほとんどが中高年。ブナを守るには、何十年という時間が必要、いかに若い人に関心をもってもらうかが課題である。

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