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大文字山の薪

・読売新聞 2010/8/10

住民らでつくる大文字保存会は、京都五山送り火で使用する薪の使用量を2割減らすという。これは大文字山に増えた立ち枯れのナラの木に送り火が燃え移る恐れがあるためである。文字の大きさや形は変わらないものの、火の勢いは弱まりそうである。ナラの立ち枯れは、カシノナガキクイムシが幹に穴を開け、幼虫の餌として持ち込む菌が原因であれり、水を吸い上げる導管が詰まり枯れる。京都大阪森林管理事務所によると、大文字山の国有林で2008年度に5本の枯死が確認され、2009年度には47本と急増している。今年度はさらに増えていると話す。枯れた木に燃え移るのを防ごうと、昨年約300束だった松の薪を約250束に減らすのである。

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