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檜皮葺きの屋根

・読売新聞 2010/7/14

今、枚方市牧野阪の片埜神社本殿(国の重要文化財)で、36年ぶりに檜皮葺き屋根の葺き替えを行っている。8月中には終了する予定である。本殿は1602年に建立され、江戸時代前期に特徴的な前面の屋根を長く延ばした流造で、屋根はヒノキの皮で作った檜皮葺きである。檜皮葺きは瓦葺きより劣化が早いため、30~40年ごとに葺き替えなけらばならず、今回は1974年以来である。作業は、全国で檜皮葺きや茅葺きを手がける兵庫県丹波市の「村上社寺工芸社」がする。約100平方メートルの屋根に、薄さ約1.5ミリの檜皮約2万枚が使われるという。葺き替え後は、社殿の柱などの塗り直しを行い、来年9月には、きれいになった本殿がお目見えする。

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