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パプアニューギニアの森林で新動植物

・日本経済新聞 2010/10/6

環境保護団体コンサベーション・インターナショナルが6日に2009年行われた調査で、パプアニューギニアの森林地帯2カ所、具体的にはニューブリテン島のナカナイ山地と、ニューギニア島中部のマラー地区である。ナカナイ山地では、しっぽのほぼ半分が真っ白な小型のネズミや多数のカエルを発見。マラー地区では、オレンジ色の体色と黄色の斑点が特徴のアマガエルの一種のほか、アリやキリギリス、美しい白い花を付けるツツジの一種など多数の新種とみられる動植物を発見しており、2カ所合わせて200種超が新種とみられると発表した。約2カ月の調査で、哺乳類を含めてこれほど多くの新種とみられる生物が発見されるのは非常に珍しいことである。同日、名古屋市では、野生生物の保護区拡大などを議論する生物多様性条約第10回締約国会議に向けた一連の交渉プロセスがスタートした。コンサベーション・インターナショナルのスティーブン・リチャーズ博士は「地球上の生物多様性について、人間が知らないことが多く、気付かぬうちに貴重な多様性が失われている可能性が高いことを示している」と指摘した。保全策の強化に合意するよう各国に訴えている。

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