1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 10.木の知識
  4. 新聞からの木の豆情報 TOP
  5. 2009年Top
  6. サクラのキノコ病

サクラのキノコ病

・毎日新聞 2009/4/5

東京都八王子市の富士森公園で、本年2月に倒木の恐れがあったソメイヨシノが切り倒された。切り倒された木の根を見て、樹木医の和田氏は驚いた。食用にもなるキノコ「ナラタケ」が幹や根の導管と師管に菌糸を張ったため目詰まりがおこり、根の大半が腐ったのである。このようなキノコによる桜の被害が目立ち始めたのは4-5年前からである。ナラタケのほかにベッコウタケ、コフキサルノコシカケがある。これらはサクラにとって、3大危険キノコである。さくらは元来、腐朽が起きやすい木であり、また根は人に踏みつけられやすい。剪定の傷口から菌が入って病気になることもある。その他にヒートアイランド現象による影響も受けているのではと話す。

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
古物営業法に基づく表示  特定商取引法表示  ご利用ガイド 
ご質問・問い合わせ  著作権・サイト関係  カテゴリーサイトマップ  迷子になった場合

©1996-2021 NAKAGAWA WOOD INDUSTRY Co., Ltd All Rights Reserved.