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緑のじゅうたん

・産経新聞 2009/2/14

北京から西に約300キロ離れた標高1000メートル前後の乾燥地帯、中国の大同が、日中の人たちの手によって緑にかわりつつある。ここは薪集め、放牧によって、緑が失われ、むき出しの土砂は雨で流され、緑が育たないという悪循環の場所であったが、1992年からGENが緑化活動を始めた。植林本数は1700万本にもなる。そして実が化粧品の材料や漢方薬になるアンズは現地の収入源となり、農村の生活を変えたのである。さらに森林再生モデルとして、1998年に約86ヘクタールの山地の100年使用権を購入して、霊丘自然植物園を設立して、園内は薪集め、放牧の禁止を行い、植物の成長状況、移植した植物の定着状態を調査。このような調査を10年、30年と続けるとで植物生産の潜在力がわかるという。これは長期の継続が必要な緑化活動であるが、砂漠を緑に戻せることが証明できれれば、関西パワーによる地球規模の緑化実現も夢でななくなると・・・。

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