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街路樹の移り変わり

・日本経済新聞 2009/11/16

戦後すぐから高度成長期に至るまで街路樹のおなじみであった「プラタナス」は姿を消しつつある。変わりに今は「ハナミズキ」が増えている。バブル崩壊後、虫害対策や剪定が毎年必要なプラタナスにかわって2-3年に一回で済み、春には花、秋には紅葉と2回楽しめ、管理コストのかからないハナミズキが人気である。しかし、ハナミズキは根を張る土の乾燥や極端な湿気に弱いが、日本の都市部の道路は街路樹を植えるスペースが小さいため、湿気の調整が難しい。そのため貧弱になったり枯れたりする場合があると健康状態を危ぶむ声も専門家からある。また、道路構造を考えると日本では乾燥や湿気に強いモミジバフウが適しているという。2007年の街路樹調査の全国データーによると、1位イチョウ、2位サクラ、3位ケヤキ、4位ハナミズキ、5位トウカエデである。

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